せどりをするのに、開業って必要なの?

せどりテクニック

開業とは

個人で副業を行う場合、特に開業届出書などを出しておられないかたも多いと思いますがどのようなタイミングで開業が必要か、開業することのメリット、開業することのデメリットを開設していきたいと思います。私はせどりの商品を出品するのに開業が必要だったため開業を行いました。

開業が必要な場合

せどりを行う上で、販売ルートは売上を上げるためにかなり重要になってきます。個人でやる分には、ヤフオク、メルカリ、ラクマなどのオークション・フリマアプリを利用するのが簡単で早くできますが、もっと大規模に大量の商品を販売しようと思うと、Amazon、楽天、ヤフーショッピングなどのECサイトでの販売を考えると思います。

ECサイトでの販売に伴い、出店の手続きを行う必要がありますが出店の手続きに開業届出書が必要となる場合があります。この時に開業届出書の提出が求められることがあるので開業をしておく必要があります。大規模で販売を行う場合は開業しておくに越したことはありません。

また売り上げが結構ある場合は、開業することで税制面でメリットを受けられるので開業を行ったほうがいい場合があります。

開業するメリット

開業を行う手間を考えると少々面倒だと思ってしまいますが開業することで様々なメリットがありますので紹介していきたいと思います。

  1. 青色確定申告による控除
     なんといっても青色確定申告にできることが大きいです。青色確定申告を行った場合65万円の控除を受けることができます。つまり売り上げから経費を引いた65万円分が控除されるため税金の対象外となります。
    また赤字が出た場合は3年間繰り越しにできるので1年目に赤字で翌年が黒字でも相殺して所得税などを抑えることができる可能性があります。
  2. 屋号で銀行口座やクレジットカードが発行できる
    屋号を登録しておくと屋号で法人用の銀行口座の開設や、クレジットカードの発行、スマートフォンの法人契約などが可能となります。
    確定申告を行う場合に会計を家庭の会計と分けておくと後々便利で分かりやすいのでできるのであれば分けてしまったほうが良いかと思います。
    また、最近ではクラウドの会計ソフトなどがあり、クレジットカードや銀行口座を紐づけておけば、自動で仕分けしてくれうようなとっても便利な機能もあったりしますので、お勧めです。
  3. 大手ECサイトに出店できる!
    最初のコーナーでも書いた通り、ヤフーショッピングや楽天、Amazonなどといった大手ECサイトに出店するために開業届出書の提出を求められるので必要となります。最初はフリマアプリでも良いと思いますがもっと大きく稼ぎたいと思ったら開業してしまうことをお勧めします。

開業するデメリット

勿論デメリットもありますのでご紹介します。

  1. 確定申告が必須になる
    開業を行うと確定申告が必ず必要となります。売り上げがなくて赤字だとしても必ず申請するようにしましょう。申告を行わないと所得隠し=脱税とみなされて最悪な状態となる可能性があるのでしっかりやるようにしましょう。
    確定申告と聞くとすごくめんどうなイメージを持ってしまうかもしれませんが、一度やってしまえば思ったより簡単だと思えるはずです。
    また、利益を上げるために開業しているので、きっちり確定申告を行うことは利益の確保にもつながりますので、しっかりと確定申告をするようにしましょう。
  2. 会社にばれる可能性が高くなる
    副業でせどりをやっている方は会社にばれないかどうかが一番心配なのではないでしょうか。確定申告を行うことで、収入が変わったしまうので住民税などが変わってしまいます。会社が請求する住民税が多いと疑問に思うかもしれません。
    確定申告の時に、青色申告分は請求ではなく、自分で納付する選択ができる場合があるのでそちらを選択するようにしましょう。

まとめ

開業をするメリットとデメリットを少し書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか。しっかりと確定申告をすることで税金面でメリットもあるので必要であれば申請しておきましょう。